- 2022年5月
未だ、新型コロナウィルス感染が収束しない中、緊張の日々を送られていると思いますが、当クリニックは、感染防止対策を十分行いながら、リハ室を含めて、通常診療を行っております。
*なお、感染が疑われる方については、申し訳ございませんが、対面診療はしておりません。
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王子クリニックは、「発達障害(神経発達症)の特性を持った方々が、それぞれの力を伸ばし、社会の中で、生き生きとした生活を送れるように支援すること」を目的として活動している公益社団法人発達協会のクリニックです。
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ハンディキャップを持つ多くの方は、また、その多くの時期は医療を必要としません。第一はご家族、そして教育、福祉のかかわりが重要になります。ただ、てんかんなどの合併症がある場合、また、かかわり方や環境の工夫をしても、発達や生き生きとした生活に支障をきたすほどの、感覚や情緒面、行動面の問題がある場合は、医学的な治療を必要とします。そのような時に、クリニックを利用していただけたらよいと思います。もちろん、お子様の状況の見立てや将来を見据えたアドバイス、子育て相談も行います。リハビリテーション室(リハ室)では、コミュニケーション面を中心に、言語聴覚士が指導や発達検査を行います。
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そして、私どもの重要な役割は、療育や福祉への橋渡しです。教育との連携も大切と考えています。信頼している療育機関はいろいろありますが、第一には、連携した支援が可能な発達協会の療育をすすめています。療育を継続していたからこそ、社会参加が可能になったという声もよくお聞きします。幼児期にとどまらず、クリニック同様、児童、思春期、成人に到るまで、指導、援助を通して見守り続けています。発達協会は、療育、福祉、医療といった専門分野から総合的に、子どもたち、青年を応援しています。
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さらに、当クリニックでは、医師紹介でもわかりますように、専門的な漢方治療、子どもの心身症についての専門治療、成人期の身体合併症、神経内科的な問題に対応できる医師が診療をしています。特に子どもの発達障害・心身症の診療については獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センターと密な連携を取って診療にあたっています。
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子どもたち、青年たちの幅広い支援をしていきたいと思っています。
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院長 石﨑朝世
- 発達障害への薬物治療 小児心身医学会 抄録 H27.7 石崎 修正 題名入り
- 【第33回日本小児心身医学会LS】発達障害の薬物治療専門クリニック23年の経験から_セミナー資料_石崎朝世 H27.9.12
- 発達障害への薬物治療とその目的-副作用の話しも含めて
- 発達障害への薬物治療の目的、それが必要とされる場合と副作用の話(2012.9)
