発達につまずきがある子どもの子そだて
-はじめての関わり方

湯汲英史 編著、武藤英夫・倉持親優 著

子そだてや子どもとの関わり方に迷う
お母さん、お父さん、支援者の方々に、
最初に読んでもらいたい一冊。

仕様 四六判160ページ
定価 :1,650円(10%税込)
発行 明石書店


目次
第1章 子どもの意欲と自信をはぐくむ
1 「そだち」をうながすとはなにか
2 保護者自身の子どもの受け止め方
3 どんな力をつければよいのか
4 嫌がることをさせなければいけない時
5 「しちゃダメ」がわかるようにそだてる
6 反抗期をどう過ごすか
7 ほめることと認められること
8 相手の働きかけに「応じる」構えをつくっていく

第2章 身のまわりのことをすこしずつ
9 生活の手だてを身につけるには
10 身辺自立の具体例とその目標
11 食事の時の関わり方
12 道具を使って食べる
13 偏食をどうするか
14 おむつをはずすトレーニング
15 正しい衣服の脱ぎ着を身につける
16 身だしなみを整える
17 手をきちんときれいに洗う

第3章 子どもと一緒に「からだを動かす」ことの大切さ
18 人との関わりの大切な指標となる「運動」
19 子どものからだに「触れる」ことの意味
20 運動の課題① 柔軟性を高めるには
21 運動の課題② バランス力を高めるためにできること
22 運動の課題③ 筋力をつけるには

第4章 子どもの「そだち」の段階を理解する
23 「そだち」を予測し、成長の見通しをつける
24 「自我、自己主張」が芽生える時期(0~1歳台)
25 「自分で」と主張する時期(2歳前後)
26 「おにいさん」「おねえさん」意識を持つ時期(3歳ごろ)
27 競争心が高まり、上達意欲を持つ時期(4歳半ば)
28 「恥ずかしい」という気持ちを学ぶ時期(5歳ごろ)

*本書は、(社)発達協会から発行された『発達につまずきを持つ子どもの療育とは』、『発達につまずきがある子どもの療育とは2』、『発達につまずきがある子どもの社会生活力-支援の実際』に掲載された原稿を抜粋し、大幅な加筆・再編集をしたものです。




編著者プロフィール
湯汲 英史(ゆくみ えいし)
早稲田大学第一文学部心理学専攻卒
(社)発達協会王子クリニック リハビリテーション室、同協会事務理事
早稲田大学 教育・総合科学学術院 客員教授
言語聴覚士・精神保健福祉士・社会福祉士
練馬区保育園および学童保育巡回相談員

武藤 英夫(むとう ひでお)
早稲田大学第一文学部心理学科専攻ならびに修士課程修了
(社)発達協会 指導部部長、神谷指導室室長兼務
臨床心理士・言語聴覚士・精神保健福祉士・社会福祉士
目黒区障害児保育巡回相談員

倉持 親優(くらもち ちかのり)
立教大学文学部心理学科ならびに同社会学部社会学科卒
(社)発達協会 南指導室室長。 
言語聴覚士・社会福祉士・健康運動指導士






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