気持ちのコントロールが苦手な子への
切りかえことば26

湯汲英史 著
マンガ・イラスト 齊藤 恵


「切りかえことば」とは、子どもの感情のコントロール力を育てることば。気持ちの混乱を少なくし、安定した心を育てることで、コミュニケーションの力を高めます。「あとで」「泣くのはおしまい」「仕方がないね」「順番」など、年齢や発達に応じて使えることばの数々を豊富なイラストや楽しいマンガで解説しています。

仕様 四六判 160ページ
定価:1,760円(10%税込)
発行 すずき出版


目次

はじめに

第1章 気持ちのコントロール力をつけることば
1手はおひざ:待てる子にする
2あとで:期待しながら待てる子に
3いや:正直に気持ちを表す
4黙って聞こうね:ルールに従える子に
5これでいいよ:大丈夫と伝える
6泣くのはおしまい:終わりを教える
7半分の力で:調整力をつける
8〇〇したら今度は□□ね:やるべきことを整理する
9かわいい:ほかの女の子と共感できる
10:かっこいい:多くの男の子の価値判断

第2章 視点を変えさせることば
1いたいのいたいのとんでいけ:触る刺激で気分転換
2トントンね:リズムで安心する
3お外に行くよ!多様な刺激で気をそらす
4おうたしよう:いっしょにすることで楽しくなる
5仕方がないね:前向きな気持ちにする
6~かもしれない:やわらかい見方をする
7約束する:決まりをつくる

第3章 理解を高めることば
1はんぶんこ:集団に入るための大切なルール
2楽しい:気持ちを明るくしてくれるプラスの感情
3順番:欲求をコントロールする
4〇番目にやって:優先順位を伝える
5わからない:伝わるように言う
6教えて:子どもへの関心を示す
7じゃんけん:すぐに「勝ち負け」がわかる
8多数決:大勢に従うことが求められる
9バチがあたる:目には見えない、道徳観、倫理観

おわりに



プロフィール

湯汲英史(ゆくみ・えいし)
言語聴覚士・精神保健福祉士 早稲田大学第一文学部卒
公益社団法人発達協会 王子クリニック リハビリテーション室、同協会常務理事
早稲田大学非常勤講師、練馬区保育園および学童保育巡回相談員など
『子育てが楽になることばかけ 関わりことば26』(鈴木出版)、『「わがまま」といわれる子どもたち』(鈴木出版)、『発達促進ドリル』(鈴木出版)、『なぜ伝わらないのか、どうしたら伝わるのか』(大揚社)、『決定権を誤解する子、理由を言えない子』(かもがわ出版)など著書多数

齊藤恵(さいとう・めぐみ)
マンガ家・イラストレーター。主な著書に『子育てが楽になることばかけ 関わりことば26』(鈴木出版)、『子育てはつらいよ!』(家の光協会)、他に『赤ちゃんの小児科BOOK』(他、赤ちゃんのBOOKシリーズ、小西行郎・小西薫著/海竜社)、『子どもの本当の気持ちが見えるようになる本』(原坂一郎著/すばる舎)、『アドラー博士が教える 10代の子には「親の話し方」を変えなさい』(星一郎 著/青春出版社)など、主に子どもに関する書籍のイラストとマンガを担当




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