診療内容

神経小児科・精神科

主に自閉スペクトラム症や注意欠如多動症(ADHD)、知的発達症などの発達障害や、社会性や行動に問題がある子どもたちの診断・治療や指導を行っています。
ことばの遅れ、歩かない、など発達の遅れやてんかん、チックなど様々な神経疾患、発達障害の合併症も相談の対象です。
摂食症、起立性調節障害など、子どものこころの診療も行っています。

子どもの状況を把握するために各種発達検査、心理検査、脳波検査を行います。
さらに、心理士によるカウンセリングやご家族に向けた指導も実施しています。

必要な場合は、子どもが大人になっていくまで相談を行うことができます。

神経小児科・精神科イメージ

小児科・内科

小児科では、こころとからだの健やかな成長ができるようにサポートしていきます。
乳児健診、各種予防接種、育児相談など、子どもに必要な医療を積極的に提供します。
一般外来では、子どもの病気(発熱、下痢、咳、アレルギー、湿疹)などの対応をしています。

内科では、発達の問題がある方の合併症として起こりやすい生活習慣病などの予防、診断、治療を行っています。

さまざまな問題に対して、漢方薬治療を取り入れています。

小児科・内科イメージ

リハビリテーション室(リハ室)

当院のリハビリテーション室では、言語聴覚士が、子どもの評価、指導・相談ならびにご家族への助言を行っています。
医師の指示のもと、各種の発達検査や知能検査を実施し、言語や認知能力の把握と今後の指導の方向性について評価をします。
また評価に基づき主治医とも連携しながら、コミュニケーション訓練、認知・言語訓練、構音(発音)訓練、吃音や選択性緘黙症に対する指導アプローチも行っています。
その他、保護者の方の子育て上のご相談やご本人の悩み相談等もお受けしています。
ご希望の場合は、医師とご相談ください。
保険診療内で行っています。

※指導の際はご本人の来室が必要です。ご家族への助言のみを行うことはできませんので、予めご了承ください。

リハ室(待合室)の様子

実施している主な検査

新版K式発達検査、田中ビネー検査、WISC-Ⅴ、WAIS-Ⅳ、
KABC-Ⅱ、ITPA、<S-S法>言語発達遅滞検査、構音検査

LD指導室

LD指導室では、王子クリニックでの検査結果・読み書き評価を基に、公認心理師がひらがな、カタカナ、漢字の読み書き指導を行う場です。
※対象は小学生です。

保険適用外(料金は1クール11回で55,000円)で、指導は10回、11回目は再評価を行います。
土曜日に1時間程度(御家族とのお話を含みます)の指導を行っています。

王子クリニックを受診して頂いた後、当院のリハビリテーション室にて評価(保険適用)し、その後LD指導室での指導を開始、という流れになります。
※お申し込み資料は受診、評価後に担当医師からお渡しします。

読み書きに関すること以外にもご心配な点がございましたら、リハビリテーション室での指導を並行して行うことも出来ます。
また、発達協会の療育室との併用も可能です。
ご希望の場合は主治医にご相談下さい。

指導中の様子